Dr.鈴木 尚の臨床Advice 症例から学ぶ咬合論
深い咬合をやさしく学ぶ
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■日本顎咬合学会顧問であり,数多くの臨床歯科医師を育ててきた著者が贈る,咬合論がやさしく身につく実践的アドバイス!
■咬合の理論と実際の臨床の関わりがよくわかる!
・総義歯とブリッジの製作を通して,臨床で必要とされる咬合理論を解説.臨床のどの場面で,どのように咬合が関わるかが,体系的に理解・習得できます.
・具体的対応例として,咬合に問題の原因があった症例を取り上げ,診査・診断と治療のポイントを詳述しています.
■これから咬合を学ぶ方,咬合論は“わかりにくい”“難しい”と感じている方,臨床のレベルアップを目指す方まで,すべての歯科医師,歯科技工士必携の一冊!
序章:私が「咬合論」を学んだ道
1.やはり「咬合」の勉強,「咬合論」の会得に時間を費やしました
2.ナソロジー学会とナソロジー学派の咬合論「中心位」について
3.「咬合論」小史
第Ⅰ章:「咬合」を学ぶ前に
1.「咬合論」を学ぶと臨床がもっとよく理解できます
2.「咬合論」の講義って,受けたことがありますか?
3.それでは「咬合」とはどんなものなのでしょうか
4.「咬合論」をどのように学ぶべきでしょうか?
第Ⅱ章:咬合を理解するために実際の臨床例を経験しよう
1.なぜ臨床例を体験する必要があるのでしょうか?
2.咬合論は無歯顎も有歯顎も同じです
3.下顎の位置を示す用語とその定義について
Ⅰ.総義歯症例に必要な咬合論(総義歯の製作)
Ⅱ.クラウンブリッジ症例に必要な咬合論(ブリッジの製作)
第Ⅲ章:症例でみる咬合への対応
1.咬頭嵌合位での診査
2.顆頭位を基準にした診査
3.下顎運動の診査
4.症例でみる咬合への対応
〈早期接触による障害〉
症例I:下顎の右側への偏位が疑われる症例
症例II:下顎が前方へ偏位したと思われる症例
〈咬合不全(咬合崩壊)〉
症例III:歯の欠損により咬頭嵌合位が失われた症例
症例IV:上下顎の大きさが不一致な症例
症例V:下顎が左右に偏位する症例(二態咬合)
症例VI:不適切な義歯で起きた下顎偏位の症例
COLUMN
・種々の「顆頭位」とその決定法について
・「下顎運動の基本」を復習する
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