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実践マスター 誰にでもできる咬合採得

審美補綴やインプラント補綴に限らず,すべての補綴物製作上の要である咬合採得の臨床技法を「臨床ヒント」を交えてわかりやすく解説

著者 日本顎咬合学会 編著
菅野 博康
本多 正明
五十嵐 順正
河津 寛
阿部 二郎
井上 孝
ジャンル 歯科補綴
出版年月日 2009/04/28
ISBN 9784930881915
判型・ページ数 A4変・224ページ
定価 16,500円(税込)
在庫 品切れ・重版未定

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■審美補綴やインプラント補綴に限らず,すべての補綴物 製作上のカナメである咬合採得の臨床技法を,熟達したリーダー達が懇切ていねいに図解. ■さまざまな咬み合わせの症例を,多数の写真により 「臨床ヒント」をまじえてわかりやすく解説. ■歯科臨床の座標軸となるこの技法のマスターにより, 自信を持って患者さんとかかわることができます.

序文………………………………………………………………………矢澤 一浩


序章.咬合採得を科学する……………………………………………菅野 博康
咬頭嵌合位/無歯顎の咬合採得/有歯顎の咬合採得/咬合採得


l.有歯顎の咬合採得……………………………………………………本多 正明

咬合採得は間接法の要/時間軸でとらえた咬合の変化/歯列レベルの確立が大切/咬合採得の方法の実際/種々のマテリアル使用の実際/クロスマウントテクニックを使う理由/クロスマウントの咬合採得変法/咬合・補綴治療の重要ポイント/[ひとことメモ]/ほか


ll.欠損歯列の咬合採得………………………………………………五十嵐 順正

咬合採得は何のために行うのですか?/咬合採得の手順/咬合採得の場合分け(口腔外で模型歯列が安定する場合・口腔内で残存歯列が安定,口腔外では模型歯列が安定しない場合・口腔内で残存歯列の咬合がない場合:すれちがい症例,対顎無歯顎症例)/咬合採得の技術論(上顎模型の咬合器への装着・咬合堤を用いる場合の咬印はどれくらいが適切か・全顎補綴処置の場合のアンテリアーガイダンス)/下顎が偏位し補正が必要となる場合の咬合採得前の処置/咬合平面に大きな乱れがある場合の対応/咬合挙上についての検査,診断,実施法/ほか


lll.インプラントの咬合採得…………………………………………河津 寛・藤井 秀朋・渡辺一史

咬合に影響するインプラントの特徴(歯根膜のないインプラント・インプラントの感圧能力・インプラントの変位量・水平圧とねじれ・インプラントに必要な咬合精度)/遊離端欠損における咬合採得の術式(ステップ)/症例によって咬合採得の方法は異なる/ほか


lⅤ.総義歯の咬合採得…………………………………………………阿部 二郎

咬合採得の前に/現代の無歯顎者に対する咬合採得法―臨床で求める無歯顎者の下顎位(術前に使用義歯の咬み合わせの問題を知る・臨床での顎関節情報・セファログラムによる下顎位安定度の予知・咬合高径の採得―咬合採得を行う前に行うべきこと・咬合高径の採得の実際・水平的下顎位の採得)/ほか


Ⅴ.生体は咬合をどうみているか…………………………………井上 孝・松坂 賢一・村上 聡・田崎 雅和

基礎的事項の理解はとても大切―[有歯顎・無歯顎・インプラント]の[かたち・はたらき・感覚](咬合採得と口腔内の感覚・インプラントの恒常性をつかさどる骨膜・歯牙の恒常性をつかさどる歯根膜)/“その後”の咬合を常に見守る医療体制づくりを(骨の代謝そしてメカニカルストレスと骨形成,骨吸収・オッセオインテグレーションは病態・なぜアンキローシスを起こすのか・炎症は結合組織に起こる)/ほか

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