納得! 歯科適応薬の相互作用

歯科医療の安全のために

納得! 歯科適応薬の相互作用

高齢化にともない増加する多剤服用患者に対し,“より安全な歯科医療”を構築するための薬の相互作用について詳細に解説.

著者 佐藤 田鶴子
藤井 彰
ジャンル 歯科麻酔・薬理
出版年月日 2008/01/22
ISBN 9784930881823
判型・ページ数 B5・168ページ
定価 4,950円(税込)
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歯科臨床で薬を使用する場合,患者が服用中の薬と相互作用を引き起こす可能性があることは,常に考えておかなければなりません.高齢化が進む中にあって,多剤を服用している患者さんも多いことから,薬の相互作用に関する基本的な知識を備えておくことは重要です.  本書は歯科適応薬と他科で処方されている薬との相互作用について,薬物動態に関する研究の進歩をふまえながら,わかりやすく解説しております.医科との対診や医療連携に備え,“より安全な歯科医療”を構築するために,ぜひお役立てください.

はじめに―薬の相互作用はなぜ起こるのか

l.抗菌薬
【歯科適応の抗菌薬一覧】
1.鉄製剤/非エステル型セフェム系抗菌薬「セフゾン?」
2.痛風・高尿酸血症治療薬「プロベネシド」/ペニシリン系・セフェム系抗菌薬
3.抗てんかん薬「バルプロ酸ナトリウム」/ペネム系・カルバペネム系抗菌薬
4.マクロライド系抗菌薬との相互作用
5.片頭痛治療薬/マクロライド系抗菌薬
6.抗てんかん薬/マクロライド系抗菌薬
7.ベンゾジアゼピン系睡眠薬「トリアゾラム(ハルシオン?)」/マクロライド系抗菌薬
8.免疫抑制薬「タクロリムス水和物」/マクロライド系抗菌薬
9.ニューキノロン系抗菌薬と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の併用によるけいれん
10.制酸薬・消化性潰瘍薬/ニューキノロン系抗菌薬
11.抗凝血薬「ワルファリン」/抗菌薬
12.強心薬「ジギタリス製剤」/抗菌薬
13.抗不整脈薬「ジソピラミド」

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