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2015.04.03
総義歯臨床 成功へのロードマップ
クラニオフェイシャルパターンに基づく診断から治療戦略まで
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●国際顎頭蓋機能学会(ICCMO),経基臨塾,日本顎咬合学会など,幅広く顎機能,咬合,補綴治療を学び,実践してきた気鋭の臨床家による,総義歯臨床の新たな道をひらく一書.
●総義歯臨床における基本術式を再考,これまでの知識を整理して,“患者さんに喜ばれ,生体に調和した総義歯”を製作するための取り組みを示したロードマップ.
●誰もが“機能する総義歯”というゴールを目指せるよう,基本術式から患者ニーズに応えるオプション,そして条件の厳しい症例への対応まで,ステップを追って解説.
●条件の厳しい症例に対しては,頭蓋顔面(クラニオフェイシャル)領域のパターン分析(長顔型,中顔型,短顔型等)を活用した総義歯治療戦略の立て方を示します.
Ⅰ 総義歯に診断学を取り入れる
◎推理小説のように口腔内を推理する
◎平均値で作る? それとも……
◎機能診断の盲点
Ⅱ 基本術式を再考する
症例1 咬合器装着に対する考え方の再考
COLUMN①:E-zoneのコンセプトとは
症例2 デンチャースペースと人工歯排列の再考
COLUMN②:ニュートラルゾーンと神経筋機構の関わり
Ⅲ 総義歯設計に必要な知識を整理する―解剖と生理学を義歯製作に活かす―
◎口腔器官の形態と役割
◎歯列と下顎位の捉え方
COLUMN③:筋の圧痛と咬合異常
◎顔貌による骨格筋の特徴
◎顎関節の年齢的変化,顔面のサイズの変化等
◎調節彎曲と歯列彎曲
◎咬合平面
◎下顎位の評価と考察
◎顎関節と顎運動の関わり
COLUMN④:顎運動におけるトルクとは
COLUMN⑤:無歯顎者の顎関節症
症例3 舌房や咬合高径の捉え方
◎画像診断の有効性(セファロと顔貌写真から)
Ⅳ“機能的な総義歯”の基本的製作手順を身に付ける
症例4 機能的な総義歯製作の手順
COLUMN⑥:下顎位は舌や姿勢の影響を受ける
COLUMN⑦:習慣性開閉路法
COLUMN⑧:上顎法と下顎法
Ⅴ 患者ニーズに応える治療オプションを手に入れる
―コピーデンチャーとインプラントオーバーデンチャーの活用
症例5 コピーデンチャーの活用
COLUMN⑨:コピーデンチャーを製作するにあたって
症例6 インプラントオーバーデンチャーの活用
COLUMN⑩:IODを製作するにあたって(下歯槽管前方ループ)
Ⅵ“クラニオフェイシャルパターン分析”により総義歯の治療戦略を立てる
◎クラニオフェイシャルパターン分析
◎クラニオフェイシャルパターン分析に基づく総義歯製作手順
症例7 Mesio facial pattern/classⅠ~Ⅱ
COLUMN⑪:歯突起の垂直的位置と顎関節症の関わり
症例8 Dolichofacial pattern/classⅠ~Ⅱ
症例9 Brachyfacial pattern/classⅢ
症例10 Brachyfacial pattern/classⅡ
症例11 Dolichofacial pattern/classⅡorⅢ
症例12 Mesio facial-Dolichofacial pattern/classⅡ
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定価 2,970円(税込)