日本歯科評論（The Nippon Dental Review）2024年10月号

特別企画

特別企画
根分岐部病変の治療戦略3前編
──最新エビデンスに基づき検査・診断・治療法を再考する
…倉治竜太郎・佐野哲也・景山正登
　　第3部　歯周組織再生療法
　　Ⅶ．組織再生誘導法（GTR法）　

学術臨床

Sinus Floor Elevation
臨床導入から20 年の到達点とこれから
── Lateral approach とVertical approach
…村岡卓也

歯科界で，さらに活用の輪を広げたい“ 黒岩メソッド ”
1．言語聴覚士の視点から
…源間隆雄

資料
「令和5年度　医療費の動向（概算医療費）」
──総額47兆2,842億円，歯科医療費は3兆2,925億円

磁性アタッチメントの基本とその臨床活用を再考する
──2．手技・操作編
…永田和裕

もっと摂食嚥下機能を診よう! ――生きる基本の“食”へ歯科のフィールドを広げる（2）
摂食嚥下障害を診る前に
…原　純一

歯痛診断に必要な痛みの知識（4）
非歯原性歯痛の治療・対応
…加藤栄助・福田謙一

顎関節のMR 画像に強くなる――検査依頼の仕方，画像の見方，および画像診断のポイント（7）
下顎頭の骨変化，骨髄変化およびその他の変化
…髙岡亮太・矢野圭介・音成実佳

巻頭Special
IOS最前線――臨床アプローチの実際（10）
IOS を活用したデジタルフルマウスリコンストラクション①
──天然歯編
…植松厚夫

今そこにいる通院治療中のがん患者を歯科はどうサポートするか（7）
肺がん
…江口圭介

HYORON FORUM――素朴な Q への概略Ａ
“歯科全体が協力して歯科医療費の総枠拡大を! ”の具体的な内容は？
…坪田有史

コラム＆トピックス

臨床に向けた最近の動向から
最新の「口腔マイクロバイオーム」研究
第 1 回「 何がいるか？」から「何をしているか？」へ：齲蝕と歯周病の病因論における
パラダイムシフト
…高橋信博​​​​​​​

Recommend The Article いま読んでおきたい論文
ポスト＆コアを装着した歯の生存
──最長18年の観察期間を有する1,000以上の症例による後ろ向き研究
…黒﨑陽子・三野卓哉・山本さつき・前川賢治

感染症および感染症研究の今（10）
ヒト食いバクテリアを知っていますか？
──感染者数が急増している劇症型溶血性レンサ球菌感染症
…田村宗明・今井健一

その処方，大丈夫ですか？――今さら聞けない薬の常識（10）
抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬のまとめ
…中西康大

DHと考えるう蝕予防Evidence EXTRA（10）
唾液の緩衝能が低い患者さんにはどう対応したらよいですか？
…須佐岳人

続・対応に困る患者さんたち――コミュニケーションエラーを防ぐ（22）
久しぶりの患者さん
…名生幸恵

World Health Report
カンボジアのデンタルナースについて
…久保田　悠​​​​​​​

今月のピックアップデータ
オンライン請求をしている歯科医療機関は令和6年5月診療分で65.7%
…恒石美登里

新・こちらジュリスト
労務の落とし穴③ ──退職代行
…末石倫大

歯科の未来を担う若い歯科医師へ伝えたいこと（4）
現実的な創造的研究の方法① ──企業の力を借りる
…⻆　保徳

今月の本棚
『腎機能 慢性腎臓病・腎症 腎臓治療の名医が教える最高の強化法大全』
『超!　解毒スープ』
…高橋英登・家田隆弘・小西 尚

インフォメーション

Random Note
第37回日本顎関節学会学術大会が徳島で開催される（山口賀大），ほか

学会・研修会SCHEDULE（11月・12月）

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ピックアップ
●ファイバーポスト・コアシステム「i-TFC® ルミナスⅡ」（三田　肇）
New Products（新製品紹介）

表紙写真／大分県　「三光コスモス園｣